テレビ番組「家事ヤロウ!!!」で紹介され、SNSでも「やみつきになる!」と話題の“フライド長芋”をご存じですか?
見た目はまるでポテトフライ、でも実は長芋を使った驚くほど軽くて美味しい一品。皮ごと調理できる手軽さと、外はカリッと中はホクホクの食感がクセになると大評判なんです。
今回は、料理研究家・和田明日香さんが考案したこの大人気レシピを詳しくご紹介!材料・作り方・コツからアレンジアイデア、そして栄養面の魅力まで、すべてわかりやすくまとめました。ぜひ今日の食卓に加えてみてくださいね。
家事ヤロウで話題!長芋フライとは?
「家事ヤロウ!!!」で紹介された和田明日香さんの『フライド長芋』は、見た目はまるでフライドポテト、でも食べればまったく新しい“サクホク”の美味しさに驚くレシピです。
SNSやレシピサイトでも「ポテトより軽い」「子どもが爆食いした!」などの声が相次ぎ、瞬く間に話題に。注目された理由のひとつは、“皮ごと”&“揚げ焼き”という時短・節約・健康の三拍子そろった作り方にあります。普通は粘りが気になる長芋も、皮ごと加熱することでその粘りが気にならず、むしろ香ばしさと食感のアクセントになります。
例えば、じゃがいもを揚げるよりも火の通りが早く、表面はカリッと、中はホクホクの食感。食物繊維も豊富で胃に優しい長芋を使うことで、罪悪感の少ないヘルシーフライが実現。つまりこのレシピは「家庭にあるもので驚くほど美味しく、しかも手間いらず」なことが、家事ヤロウらしい魅力として評価されたのです。
フライド長芋の材料と下ごしらえ
この長芋フライの魅力は、誰でも手軽に始められる「シンプルな材料」にあります。基本は長芋・小麦粉・塩・油のみ。冷蔵庫に余っていた長芋一本で、家族3人分のおかずやおつまみになるというコスパの良さもポイントです。
まず大切なのが“下ごしらえ”。
長芋はよく洗って、皮付きのまま長さ5cmほど、幅1.5cm程度のスティック状にカットします。
皮をむかない理由は2つあり、①調理が楽になる、②香ばしさが増して食感が良くなるという点です。そのあと、塩を軽くふって全体をもみ込むことで、余分な水分が出て揚げた時のベタつきを防ぎます。
この段階で粘りが出ますが、小麦粉をまぶすことで衣がまとまり、揚げた時にカリッとした食感に仕上がります。粉は薄くまぶすのがコツで、厚すぎると衣が重くなり、せっかくの長芋の軽さを損なってしまいます。
作り方の手順をわかりやすく解説
作り方は非常に簡単で、調理時間は10分程度。
まず、下ごしらえした長芋スティックに小麦粉を薄くまぶし、全体に均等に衣をつけます。
次にフライパンに少量の油を入れて中火で加熱し、長芋を並べて揚げ焼きにしていきます。ここで大切なのは「フライパンに詰め込みすぎない」こと。重ならないように並べると、全体が均一にカリッと仕上がります。
焼いている途中で表面がきつね色になり、軽くカリッとした音がしたら裏返すタイミング。
全体が香ばしい色合いになったらキッチンペーパーで油をよく切り、仕上げに塩や青のり、カレー粉などを振りかけて完成です。
揚げ物と聞くと面倒に感じるかもしれませんが、このレシピは少ない油で「揚げ焼き」なので後片付けも簡単。フライパンひとつでおかずにもおやつにもなる一品です。
美味しく仕上げるコツとポイント
成功のカギは「火加減」と「粉の付き具合」。長芋は水分が多いので、油に入れる際は一気に温度が下がりやすくなります。火加減は最初から強火ではなく、必ず中火から始めて、じっくり時間をかけて焼き上げるのがポイントです。焦らずに表面がしっかりカリッとなるまで火を通すことで、中心部のホクホク感が際立ちます。
また、小麦粉の量が多すぎると、厚い衣になりせっかくの軽やかな食感が台無しに。茶こしなどを使ってまんべんなくまぶし、余分な粉は落とすとよいでしょう。揚げ焼き後はすぐに油を切って、熱いうちに味付けすることで調味料がしっかり絡みます。塩だけでなく、青のり、七味、粉チーズ、柚子胡椒などのトッピングで味に変化をつけると、食べる楽しみも倍増します。
実際に食べた感想と味わい
一口食べた瞬間に感じるのは、「外はカリッ、中はホクホク」の絶妙な食感。そして、じゃがいもと違って油を吸いすぎず、軽やかでどこか上品な口当たりが特徴です。長芋の自然な甘みと塩気のバランスが良く、スナック感覚で食べられるので、おやつやビールのおつまみとしても最適。
SNSでは「食べ出したら止まらない」「子どもが取り合いになった」という声も多数見られ、家族みんなで楽しめる万能レシピとして高評価。さらに「フライドポテトより罪悪感が少ない」「じゃがいもより飽きずに食べられる」といった感想も多く寄せられています。
シンプルながら深い味わいがあり、普段の副菜にも、ちょっとしたおもてなしにも使える一品です。
長芋の栄養とメリット
長芋は日本の伝統的な健康食材として知られており、その栄養価の高さは他のイモ類と比べても群を抜いています。とくに注目されるのが「ジアスターゼ」という消化酵素。胃もたれを防ぎ、食欲がないときでもスッと体に入るやさしさがあります。
また、ビタミンB群が豊富で、疲労回復や神経の働きをサポート。さらに食物繊維も豊富なので、腸内環境の改善にも期待できます。皮ごと調理することで、これらの栄養を無駄なく摂取できるのも大きな魅力。糖質は比較的低めでカロリーも控えめなため、ダイエット中の人にもおすすめできます。
つまり長芋は、「美味しい・ヘルシー・消化にやさしい」三拍子そろった理想の食材であり、それを活かしたフライレシピは、健康を意識した現代の食卓にぴったりなのです。
アレンジレシピのアイデア
フライド長芋はアレンジの幅も広く、味付けを変えるだけでまったく違った料理に早変わりします。例えば、カレー粉を衣に混ぜればスパイシーな「カレーフライ」に、粉チーズ+黒胡椒を振れば「チーズペッパーフライ」に。子どもにはコンソメやのり塩が人気で、大人にはゆかりや柚子胡椒、ガーリックパウダーが好評です。
また、揚げた長芋をサラダのトッピングにしたり、タルタルソースやおろしポン酢で和風ディップとして楽しんだりと、ひと手間加えることでごちそう感もアップ。冷めても美味しいので、お弁当や作り置きにも適しており、夕飯の副菜からおつまみ、お弁当まで幅広く活躍します。
まとめ|家事ヤロウ流フライド長芋はリピ確定!
「家事ヤロウ!!!」で紹介されたフライド長芋は、手軽さ・美味しさ・健康への配慮が詰まった最高のレシピです。難しい工程は一切なく、皮ごと切って焼くだけで完成するのに、まるで専門店のような味と食感が楽しめます。さらにアレンジ自由度が高く、好みに合わせた味付けで飽きずにリピート可能。栄養価も高く、胃腸にやさしい点も安心です。
忙しい日でもサッと作れて家族に喜ばれ、さらに健康も意識できるこのレシピは、まさに“家庭料理の強い味方”。今日の夕食に、そして明日のお弁当に。あなたの定番レシピに加えて損はありません。